羽アリが大量に発生したけど駆除した方がいいの?

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羽アリが家の中で大量に発生すると、慌ててしまう人がほとんどでしょう。
羽アリが発生した際に最も重要なことは、落ち着いて冷静に対処することです。
慌てていると、適切な対処法を取れずに駆除が遅れてしまう場合があります。

羽アリが発生した場合は、まずは見た目からシロアリかクロアリかを判断しましょう。
シロアリの羽アリだった場合は、ただちにシロアリ駆除業者に連絡することをおすすめします。

業者に依頼せず、自分で殺虫剤などを使用して駆除する方法はおすすめしません。
素人がシロアリを完全に駆除することは困難です。
また、殺虫剤を使用することで駆除が難しくなるケースもあります。

羽アリが発生した場合の対処方法

羽アリが家の中で発生した場合の対処方法をご紹介します。
シロアリの羽アリが発生しても、すぐに建物が倒壊するわけではありません。
まずは落ち着き、以下の流れに従って冷静に対処することをおすすめします。

まずはシロアリか否かを判別する

羽アリが発生しても、シロアリとは限りません。
通常のクロアリの羽アリが屋内で発生する場合もあります。
クロアリは、シロアリと違って柱などの木材に被害を及ぼしません。

羽アリが発生したら、まずはシロアリかクロアリかを見た目から判断しましょう。
シロアリとクロアリの羽アリの見分け方は、以下の通りです。

シロアリ クロアリ
胴体 くびれがない くびれがある

蜂に似ている

羽の大きさ すべての羽が同じ大きさ 前方の羽が大きく後方は小さい
羽の特徴 羽が取れやすい 引っ張らないと羽が取れない
触角 じゅず状 くの字型に曲がっている
発生時期 ヤマトシロアリ:4-5月

イエシロアリ:6-7月

アメリカカンザイシロアリ:3-11月

5-11月が多い

以上のように、シロアリとクロアリの羽アリには大きな違いがあり、見た目などで簡単に判断することができます。

シロアリとクロアリの見分け方についてはこちらの動画もご覧ください。

シロアリの場合は業者に駆除を依頼する

大量に発生した羽アリがシロアリだった場合は、すぐにシロアリ駆除業者に相談することをおすすめします。
シロアリの羽アリが大量に発生した住居は、すでに被害が進行しているケースが多いです。

シロアリを放置すると被害が進行する

シロアリを放置しておくと、被害が進行して建物の寿命が大きく縮まります。
また、被害が進行するほど駆除や修繕にかかる費用も高額になってしまいます。
シロアリの羽アリを見つけた場合は、できるだけ早く業者に駆除を依頼しましょう。

羽アリを数匹捕獲しておく

可能であれば、発生した羽アリを数匹確保しておきましょう。
シロアリにはいくつかの種類があり、種類によって対処方法が異なります。

捕獲した羽アリを業者にみてもらえば、シロアリの種類を正確に判断して適切な駆除方法を選んでもらえます。
すでに死んだものや、ガムテープなどに付着させたものでも構わないので、発生した羽アリを数匹確保しておき、業者にみてもらうことをおすすめします。

室内の羽アリは掃除機で吸い取る

室内の羽アリを駆除する方法としては、掃除機を使う方法がおすすめです。
虫を掃除機に吸い込むことに抵抗がある人もいるかもしれませんが、掃除機が一番簡単です。

羽アリを掃除機に吸い込むと、多くはその際に死んでしまいます。
ただし生きている可能性もあるため、羽アリを吸い込み終わったら、念のため掃除機のゴミ袋を外してビニール袋などに入れて密閉し、その後ゴミに出すようにしましょう。

殺虫剤を使用すると、殺虫剤を受けた羽アリが室内を飛び回ってしまい、後始末が大変です。
殺虫剤で死んだ羽アリを結局掃除機で吸い込むことになるケースも多く、それならば最初から掃除機を使用したほうが簡単です。

自分で駆除するのはおすすめしない

羽アリが発生した穴に殺虫剤をスプレーして、自分で羽アリを駆除したいと考える人もいるでしょう。
しかし、業者に頼まずに自分で駆除するのはおすすめしません。

素人がシロアリを駆除するのは難しい

シロアリ用の殺虫剤も販売されていますが、殺虫剤で駆除できるのはごく一部です。
シロアリは柱の内部などにも多く生息しており、駆除するには柱に穴をあけて薬剤を注入する必要があります。
また、シロアリの侵入を防ぐためには、床下の広い範囲に薬剤をしっかりと散布する必要があります。

そうした作業を素人が行うのは実質的に不可能です。
シロアリの駆除は、プロの業者に依頼することをおすすめします。

業者の駆除に支障がでる場合もある

市販の殺虫剤には、シロアリが嫌がる成分が含まれています。
そのため、中途半端に殺虫剤を使用してしまうと、その成分を避けるためにシロアリが家の別の場所にも分散してしまい、駆除が難しくなる場合があります。

シロアリの駆除を素人が行おうとすると、逆効果になる恐れがあります。
シロアリの羽アリが発生した場合は、駆除を自分で行おうとせず、すぐに業者に依頼することをおすすめします。

クロアリの場合の対処方法

大量に発生した羽アリがクロアリだった場合も、できれば業者に対策や駆除を依頼することをおすすめします。

クロアリはシロアリと異なり、住居に直接的な被害を与えません。
しかし、クロアリが発生しやすい環境は、シロアリが好む環境でもあります。
クロアリはシロアリを捕食するため、近くにシロアリの巣がある可能性もあります。

シロアリの被害を未然に防ぐために、クロアリが大量発生した場合も、業者に床下の点検を依頼することをおすすめします。

外部からの羽アリの侵入を防ぐ方法

近隣の家などで発生した羽アリが、窓の隙間などから侵入してくる場合もあります。
羽アリの侵入には、不快感を覚える人がほとんどでしょう。
また、シロアリの侵入経路は地下が中心ですが、羽アリの侵入によってシロアリが繁殖してしまう恐れもあります。

光を外に漏らさない

住居に被害を与えるシロアリのうち、イエシロアリの羽アリには光に集まる習性があります。
そのため、夜に光が外部に漏れていると、イエシロアリの羽アリが侵入しやすくなります。
夜間はカーテンをしっかり閉めて、光が外部に漏れないよう注意しましょう。

外部からの飛来には殺虫剤も有効

外部からの羽アリの飛来に対しては、殺虫剤を使用しても問題ありません。
殺虫剤にはアリが嫌う成分が含まれており、羽アリの侵入を抑制する効果があります。
外部から飛来する羽アリに対しては、蚊やハエなどのほかの虫と同じような対処が可能です。

羽アリは新しい巣をつくるために発生する

シロアリは1年中繁殖を行っており、数が増えすぎて巣の密度が高くなると、羽アリを発生させて飛び立たせます。
シロアリの羽アリは、外部で新しい巣をつくって繁殖するために発生します。

羽アリが発生してもシロアリがいなくなるわけではない

羽アリは大量に発生するため、「シロアリが巣からいなくなる」と考える人がいるかもしれません。
しかし、大量にみえても、実際に羽アリとして飛び立つのは巣にいるシロアリの1%-3%程度だけです。
羽アリが飛び立った後も、ほとんどのシロアリは巣に残っています。

羽アリの発生は大量のシロアリがいる証拠

シロアリは数が増えすぎた場合に羽アリを多く発生させるため、羽アリが発生した住居には大量のシロアリが生息していることになります。
家の内部からシロアリの羽アリが発生した場合は、すぐに業者に駆除を依頼することをおすすめします。

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